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マーケット情報

2015-04-02

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2日、大幅反発。日経平均は一時19,400円台をつけるなど一時400円高に迫る

2日、前日のNYダウが77ドル安で終えたことや、ADP雇用報告やISM製造業景況感指数の結果が予想を下回ったことなどを受け、ドルが119円60銭台で取引を終えていたものの、日経平均株価は前日の下落の自律反発を狙った買いで反発して始まった。取引開始後も先物主導による買い戻しが続き、徐々に上げ幅を広げる展開となった。また、日中の為替などに大きな変化は見られなかったものの、午後に入っても先物の買いが続き、上げ幅を広げると日経平均株価は19,433円89銭をつけるなど、一時400円高になる場面があった。ただ午後2時過ぎ頃から上値が重たくなると利益確定売り押されるようになり、若干上げ幅を縮めて取引を終えた。日経平均株価など3指数は3日ぶりの反発。そうしたなか、業種別ではゴム、陸運、銀行、紙・パルプ、倉庫・運輸、その他金融、情報・通信など32業種が値上がりするなど、ほぼ全面高となった。一方、値下がりは鉱業のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジTFがトップで+2.68%となったほか、レナウン、日本動物高度医療(マザーズ)、富士重工、三菱UFJFG、キヤノンの上昇が目立った。一方値下がりは、オリンパス、日経ダブルインバース、任天堂、新日鉄住金など6銘柄となっている。日経平均株価の終値は19,312円79銭、+277円95銭、TOPIXの終値は1554.17ポイント、+25.18ポイント。売買高は概算で23億87百万株、売買代金は2兆7,909億円。
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