マーケットコメント


マーケット情報

2021-10-08

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

8日、米国株の続伸と売られ過ぎの反動で一時大幅高となるも伸び悩んで終了

8日、米与野党が債務上限問題の先送りで合意したことが好感され、米主要3指数が揃って3日続伸となっていたことが好感され、東京市場は大幅高で始まった。また日経平均はオプションや225先物ミニの清算値を決めるSQ値の算出日だったこともあって買い物が集まると、一気に28,000円台を回復して始まり、上げ幅を広げる展開となった。上げ幅を広げた場面では28,321円をつけるなど一時643円高となる場面があった。一方午後に入ると、他のアジア市場で、上昇して始まった香港ハンセンや上海総合指数などが上げ幅を縮めていたことが利益確定売りにつながると、上値が重たくなり徐々に上げ幅を縮めて終えた。TOPIXは10営業日ぶりの反発となっている。そうしたなか業種別では、鉱業、輸送用機器、サービス、電気機器、情報・通信、精密機器など27業種が値上がり。一方値下がりは、海運、証券、商品、銀行、電気・ガスなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティング、INPEX、キーエンスなどが高かった反面、商船三井、日本郵船、川崎汽船などが安かった。日経平均株価の終値は28,048円94銭、+370円73銭、TOPIXの終値は1,961.85ポイント、+22.23ポイント。売買高は概算で13億56百万株、売買代金3兆1,984億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)