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2021-10-08

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8日、9月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が43.3と2ヵ月ぶりの改善

8日、内閣府が発表した9月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+9.0で43.3となり、景気判断の分かれ目とされる50を11ヵ月連続で下回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+15.0の56.7で、50を3ヵ月ぶりに上回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは42.1、同+7.4と、2ヵ月ぶりの改善となったものの11ヵ月連続で50を下回った。一方、先行き判断DIは同+12.9の56.6と、こちらも2ヵ月ぶりの改善となったことに加え、50を3ヵ月ぶりに上回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、内外の感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている」と上方修正した。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)