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マーケット情報

2021-10-07

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7日、米国株の続伸やハンセン指数の上昇などが支えとなり9営業日ぶりの反発

7日、米債務上限引き上げ問題への警戒が和らいだことからNYダウなど主要3指数が続伸して終えていたことを好感し、東京市場は反発して取引が始まった。日経平均は小幅高で始まり、前日までの下落の反動や、香港ハンセン指数が上昇していたこともあって買い優勢が続くと、28,015円をつけるなど一時486円高となる場面があった。一方午後に入ってからは、明日からの連休明けで取引が再開する上海市場への警戒で上げ幅を縮めて始まり、その後利益確定と見られる売り物に押されると、商いも減少傾向となり、9営業日ぶりの反発となったが、伸び悩んで終えた。TOPIXは9日続落となっている。そうしたなか業種別では、海運、輸送用機器、その他金融、その他製品など13業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、電気・ガス、空運、陸運、小売など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、日本郵船、商船三井、レーザーテックなどが高かった反面、INPEX、イオンの下落が目立ち、武田薬品、ベイカレントコンサルティングなどが安かった。日経平均株価の終値は27,678円21銭、+149円34銭、TOPIXの終値は1,939.62ポイント、-2.29ポイント。売買高は概算で13億30百万株、売買代金2兆9,449億円。
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