マーケットコメント


マーケット情報

2021-09-14

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

14日、3日続伸、日経平均は年初来高値を更新し31年ぶりの高値水準で終了

14日、NYダウやS&P500が反発したことが買い安心感につながり、東京市場は3日続伸で始まった。日経平均は30,500円台に乗せて始まり、その後も買いが継続して上げ幅を広げると、11時過ぎには30,795円をつけるなど一時348円高となる場面があった。一方で上昇スピードの速さに対する警戒からまとまった売り物が出て失速する格好になると、100円程のプラスまで上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。午後に入ってからも他のアジア市場がまちまちで推移していたことや、時間外のNYダウの先物が小幅高だったことから押し上げる材料にならず、30,600円前後で小幅な値動きとなっていたが、取引終了に近づいたところから幅広い銘柄にまとまった買いが入ってもち直し、31年ぶりの水準となる30,670円で終えた。そうしたなか業種別では、保険、海運、石油・石炭、サービス、その他金融、輸送用機器など29業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、その他製品、医薬品、電気・ガスの4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、廣済堂、東京海上HD、昭和電工、ZHDなどが高かった反面、神戸物産が-10.88%と下落が目立ち、任天堂、ソフトバンクG、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は30,670円10銭、+222円73銭、TOPIXの終値は2,118.87ポイント、+21.16ポイント。売買高は概算で13億39百万株、売買代金3兆3,450億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)