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マーケット情報

2021-09-08

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8日、8日続伸、政策期待の買いやSQへの思惑買いが続き終値で3万円台を回復

8日、前日まで7日続伸していたことや、米国市場で新型コロナウイルスの感染再拡大で3連休明けのNYダウとS&P500が下落していたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は96円安でスタートしたあと、29,787円をつけるなど一時129円安となる場面があったが、直ぐに切り返すとプラスに転じて株価水準を切り上げた。また、午前の取引終了前には、30,241円をつけ325円高となるなど、前日の高値を上回ると同時に3万円台を回復して終えた。一方午後に入ると、上昇スピードの速さへの警戒から利益確定と見られる売り物に押され3万円近辺まで上げ幅を縮めたが、取引終了にかけて押し目買いが入り、終値で3万円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、紙・パルプ、金属製品、銀行、サービス、精密機器など28業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、空運、水産など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで、4.64%の上昇となったほか、モビルス(マザーズ)、レノバ、レーザーテックなどが高かった反面、JFEHD、任天堂、村田製作所、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は30,181円21銭、+265円07銭、TOPIXの終値は2,079.61ポイント、+16.23ポイント。売買高は概算で13億20百万株、売買代金3兆6,724億円。
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