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マーケット情報

2021-09-07

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7日、7日続伸、政策期待の買いが継続し、日経平均は一時3万円台を回復

7日、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は窓をあけて上昇して始まると水準を切り上げ、4月6日以来となる取引時間中の3万円台を回復する場面があったが、買いが一巡すると達成感から売り物に押される展開となった。一方で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあることから景気回復への期待もあり、押し目買いが入って売り物を吸収すると、29,800円台を維持して午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、他のアジア市場がプラスで推移していたことや、時間外のNYダウなどの先物もプラス圏で推移していたことが買い安心感につながると29,900円台に乗せて取引を終えた。そうしたなか業種別では、空運、情報・通信、陸運、倉庫・運輸、水産・農林など30業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、金属製品、海運の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+9.86%となったほか、村田製作所、キーエンス、JR東日本などが高かった反面、日経ダブルインバース、オリエンタルランド、ファーストリテイリング、日立、商船三井などが安かった。日経平均株価の終値は29,916円14銭、+256円25銭、TOPIXの終値は2,063.38ポイント、+22.16ポイント。売買高は概算で22億16百万株、売買代金3兆4,335億円。
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