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2021-08-26

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26日、日経平均は反発、TOPIXは4日ぶりの反落、薄商いで後場に膠着感強まる

26日、米国市場でハイテク株が買われ、ナスダック総合指数やS&P500が連日で過去最高値を更新したことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は取引開始後に27,828円をつけるなど一時103円高となる場面があったが、時間外のNYダウの先物がマイナス圏で推移していたことから買いが続かず、徐々に上値が重たくなるとマイナスに沈んで午前の取引を終えた。一方、午後に入ってからは他のアジア市場が下落していたものの、日本時間の明日、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムで、パウエルFRB議長が講演を行う予定となっており、議長の講演内容を確認したいといった様子見ムードが広がると、日経平均は方向感のないまま小幅高で終えたが、TOPIXは4営業日ぶりの小反落となった。そうしたなか業種別では、空運、鉄鋼、陸運、銀行、鉱業など20業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、その他製品、化学、海運、電気機器など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで+3.95%となったほか、日本航空、アドバンテスト、日本製鉄、東京エレクトロンなどが高かった反面、塩野義製薬、プレミアアンチエイジング(マザーズ)、日立、武田薬品工業などが安かった。日経平均株価の終値は27,742円29銭、+17円49銭、TOPIXの終値は1,935.35ポイント、-0.31ポイント。売買高は概算で8億60百万株、売買代金2兆0060億円。
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