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マーケット情報

2021-08-24

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24日、大幅続伸、米国株高が好感され商いを伴って一時27,800円台を回復

24日、ファイザーとビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンが米国内で正式に承認され、ワクチン接種者の増加への期待が高まると同時に、関連する銘柄が買われてダウなど主要3指数が大幅続伸となっていたことが好感され、東京市場は続伸で取引が始まった。日経平均は27,600円台を回復して取引が始まると、そのままじわじわと上げ幅を広げる展開となり、11時前には27,817円をつけるなど323円高まで上昇する場面があった。また他のアジア市場が堅調な値動きとなっていたものの、午後は膠着感が強まり、27,800円の手前で押し返されると、取引終了間際の売り物に押され、わずかに伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、空運、鉄鋼、電気機器、金属製品など28業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、医薬品、銀行などの5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで+2.62%となったほか、レーザーテック、商船三井、JFEHD、エムスリーなど高かった反面、昭和電工が-9.63%と下落が目立ったほか、ヤマハ発動機、日経ダブルインバース、プレミアアンチエイジング(マザーズ)などが安かった。日経平均株価の終値は27,732円10銭、+237円99銭、TOPIXの終値は1,934.20ポイント、+19.06ポイント。売買高は概算で9億59百万株、売買代金2兆3,378億円。
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