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マーケット情報

2021-08-20

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20日、大幅続落、アジア市場の下落や業績への警戒が継続し年初来安値を更新

20日、米国市場がまちまちで終えていたことから取引開始時は手掛かり材料が乏しく、東京市場は小幅安で取引が始まった。その後しばらく前日の終値を挟んだもち合いが続いていたが、他のアジア市場の取引が始まる時間にかけて徐々に上値が重たくなった。また、香港ハンセンや上海総合指数が下落して始まると、日経平均も下げ幅を広げる展開となって午前の取引を終えた。また午後に入ってからもアジア市場が軟調に推移するなか、業績への警戒が高まった輸送用機器をはじめ関連する業種が売られたことから、商いが増加して取引終了にかけて下げ幅を広げ、27,000円を割り込み26,954円をつけるなど一時326円安となるなかわずかに下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、陸運、その他製品など7業種が値上がり。一方値下がりは、海運、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、ガラス・土石、金属製品、ゴム、卸売など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車がトップで-4.09%となったほか、デンソー、日本郵船、川崎汽船、商船三井、日産自動車などが安かった反面、第一三共、日経ダブルインバース、日経平均ベア、任天堂などが高かった。日経平均株価の終値は27,013円25銭、-267円92銭、TOPIXの終値は1,880.68ポイント、-16.51ポイント。売買高は概算で12億31百万株、売買代金2兆8,305億円。
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