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マーケット情報

2021-08-18

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18日、日経平均は5営業日ぶり、TOPIXは3営業日ぶりの反発となるも上値は重い

18日、米主要3指数が揃って下落するなか、日経平均は小幅安で始まった。その後わずかに下げ幅を広げて27,347円をつけるなど一時76円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、直ぐに切り返すとプラスに浮上して買い戻しが続いた。また、香港や上海の取引が始まってから一旦上げ幅を縮める場面があったが、ハンセン指数や上海総合指数がプラス圏で推移すると、日経平均も買いが優勢となって上げ幅をさらに広げて午前の取引を終えた。また昼休み中に時間外の米先物が上げ幅を拡大したことが買い安心感につながると、午後の取引開始時には27,671円をつけ247円高となったが、上値が重く戻り売りに押される格好になると、そのまま上げ幅を縮めた。そうしたなか業種別では、水産・農林、その他金融、繊維、空運、建設など21業種が値上がり。一方値下がりは、海運、鉄鋼、不動産、倉庫・運輸など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで―1.19%となったほか、楽天G、パンパシフィックHD、資生堂、商船三井などが安かった反面、ベイカレント・コンサルティング、メルカリ(マザーズ)、富士フイルムHD、村田製作所などが高かった。日経平均株価の終値は27,585円91銭、+161円44銭、TOPIXの終値は1,923.97ポイント、+8.34ポイント。売買高は概算で9億46百万株、売買代金2兆1,808億円。
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