itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

17日、前日の大幅安の反動やNYダウ、S&P500の最高値更新を好感して、東京市場は買い先行で始まった。その後下向きの5日移動平均線に迫る場面があったが、買いが続かず上値が重たくなった。また、午後入ってからは方向感が乏しく小動きで推移していたが、上値の重たさが嫌気されると、取引終了にかけて売り物に押されてボリンジャーバンドの－1σと前日の安値を下回り、上ヒゲ陰線を形成すると同時に安値引けとなった。またTOPIXも同様に買い先行で始まり、25と75日移動平均線を上回って下向きに変化した5日移動平均線に迫る場面があったが、買いが続かず売り物に押されると、25日と75日移動平均線に加え、前日の安値も下回って終えた。さらに日経500も同様の値動きとなるなか、上向きの200日移動平均線に接近して終えている。日経平均が先行して下げたあと、TOPIXと日経500が追いかける展開となっており、3指数の下落が続くかが注目される。
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