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マーケット情報

2021-08-13

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13日、新型コロナの感染者増への警戒で日経平均は28,000円やSQ値を下回って終了

13日、NYダウとS&P500が3日連続で過去最高値を更新していたものの、国内の新型コロナウイルスの感染者数の増加が続いていることから上値が抑えられ、小幅高で取引が始まった。またオプションSQ算出日だったこともあって取引開始時に売買が集中すると、その後は盛り上がりに欠ける値動きとなり、前日の終値を挟んだ上下120円ほどの値幅で推移した。さらに午後は値動きが乏しくなり、SQ値に届かず幻のSQ値となったことに加え、日経平均は28,000円を割り込んで小幅なマイナス、TOPIXは小幅高と、まちまちで終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、サービス、情報・通信、食料品、紙・パルプ、食料品など15業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、空運、陸運、ガラス・土石、繊維、証券、商品など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルートHDがトップで+10.01%と上昇が目立ったほか、JFEHD、川崎汽船、ベイカレントコンサルティング、プロルート丸光(ジャスダック)なども高かった反面、メルカリ(マザーズ)、アドバンテスト、東芝、ENEOSHDなどが安かった。日経平均株価の終値は27,977円15銭、-37円87銭、TOPIXの終値は1,956.39ポイント、+2.84ポイント。売買高は概算で9億92百万株、売買代金2兆3,208億円。
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