マーケットコメント


マーケット情報

2021-08-05

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

5日、3日ぶりの反発、小幅安から始まるも業績期待で持ち直して終了

5日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大への警戒が続くなか、朝方は米主要株価指数がまちまちとなっていたこともあって小幅安で始まった。日経平均は57円安で始まると売り込む動きは見られず、直ぐに買いが優勢となってプラスに浮上すると、27,741円をつけるなど一時157円高となる場面があったが、買いが一巡すると、伸び悩んで午前の取引を終えた。一方午後に入ると、国内企業の業績発表が進むなか、好業績への期待から押し目買いが入って持ち直し、そのまま今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、精密機器、その他製品、保険など18業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、建設、空運、鉱業、非鉄金属、小売など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで12.70%と上昇が目立ったほか、楽天G、ユニ・チャーム、商船三井などが高かった。一方値下がりは、ZHD、日経ダブルインバース、楽天225ダブルベア、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は27,728円12銭、+144円04銭、TOPIXの終値は1,928.98ポイント、+7.55ポイント。売買高は概算で9億55百万株、売買代金2兆2,065億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)