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2021-07-30

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30日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大やアジア株の下落を嫌気して大幅安

30日、米国市場で、NYダウなど主要3指数は上昇して終えていたものの、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が1万人を超え、感染拡大による景気悪化への警戒が強まり、東京市場は反落して始まった。日経平均は104円安で始まり、強弱が対立したあと売りが優勢になると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また、遅れて始まった香港ハンセンや上海総合指数が反落して始まったことも重石となり、午前の取引終了前に27,294円をつけるなど一時488円安となる場面があった。午後に入ると、NYダウ先物などがマイナスで推移していたことから買い戻しが入らず、11ヵ月連続で月末の下落が続いて終えた。そうしたなか業種別では、海運、ゴムの2業種が値上がり。値下がりは、医薬品、その他製品、情報・通信、その他金融、建設など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、富士通、ファナックの下落が目立ち、任天堂、サイバーエージェント、パナソニックなどが安かった反面、商船三井が+12.33%と上昇が目立ち、日本郵船、キーエンス、デンソーなどが高かった。日経平均株価の終値は27,283円59銭、-498円83銭、TOPIXの終値は1,901.08ポイント、-26.35ポイント。売買高は概算で12億36百万株、売買代金2兆8,469億円。
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