マーケットコメント


マーケット情報

2021-07-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、4営業日ぶりの大幅反落、米国株安と中国市場への警戒で売られる

28日、米国株の反落や米企業の業績結果に対する時間外取引での株価の反応が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は295円安で始まり、一旦買い戻されて下げ幅を縮める場面があったが、戻りが一服すると売り直され、午前の取引終了前には取引開始時の安値を下回って終えた。また午後に入ってからは、前日同様に他のアジア市場で、上海総合指数が当局の規制強化への警戒から下落していたことが嫌気されると、日経平均はさらに下げ幅を広げる展開となり、27,466円をつけるなど一時503円安となったが、取引終了にかけて買い戻しが入り下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、石油・石炭、紙・パルプなど7業種が値上がり。一方値下がりは、金属製品、情報・通信、サービス、空運、その他製品など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-4.84%となったほか、SUMCO、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクス、東芝などが安かった反面、三菱自動車が+8.42%と上昇が目立ち、シマノ、日産自動車、日本製鉄などが高かった。日経平均株価の終値は27,581円66銭、-388円56銭、TOPIXの終値は1,919.65ポイント、-18.39ポイント。売買高は概算で10億37百万株、売買代金2兆2,055億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)