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マーケット情報

2021-07-21

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21日、6日ぶりの反発、米国株の大幅反発を好感するも上値が重く上げ幅を縮小

21日、米国市場の大幅な反発が好感され東京市場は買い先行で始まった。日経平均は358円高で始まり、その後しばらくして買いが優勢になると、前日まで5日続落で1,300円以上下落していたことからポジション調整と見られる買い戻しが入って上げ幅を広げ、27,882円をつけるなど一時494円高となる場面があった。その後買いが一巡すると徐々に上げ幅を縮めた。また、売り物に押されて急速に上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。さらに午後に入ると、14時過ぎにまとまった売り物が出て27,438円をつけ49円高まで伸び悩んだが、取引終了にかけて持ち直して終えた。ただ売買高、売買代金ともに前日より減少した。そうしたなか業種別では、輸送用機器、金属製品、非鉄金属、化学、水産・農林など30業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、医薬品、電気・ガスの3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティングの上昇が目立ったほか、スズキ、日本電産、ソニーGなどが高かった反面、タマホームが-10.23%と下落が目立ち、ベイシス(マザーズ)、レーザーテック、キヤノンなどが安かった。日経平均株価の終値は27,548円00銭、+159円84銭、TOPIXの終値は1,904.41ポイント、+15.32ポイント。売買高は概算で9億37百万株、売買代金2兆1,486億円。
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