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マーケット情報

2021-06-30

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30日、日経平均は3日続落、TOPIXは続落で月末下落のアノマリーが継続

30日、朝方は先物主導で買い先行となって上げ幅を広げると、日経平均は28,998円をつけるなど一時186円高となる場面があった。ただ買いが先行して高かったのは取引開始から10分ほどで、その後は徐々に上値が重たくなった。また売り圧力が強まると、午前の取引終了前には32円安になるなどマイナスに沈んだ。午後に入ってからは前日の終値を挟んで方向感のない値動きとなるなか売り物に押されて結局小幅安で終え、月末下落のアノマリーが10ヵ月続く結果となった。そうしたなか業種別では、サービス、情報・通信、ゴム、その他製品など8業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、食料品、精密機器、電気・ガス、空運、不動産、陸運など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティングが+9.17%と上昇が目立ち、エムスリー、中外製薬、村田製作所などが高かった反面、エーザイ、レーザーテック、ソニーGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,791円53銭、-21円08銭、TOPIXの終値は1,943.57ポイント、-5.91ポイント。売買高は概算で9億63百万株、売買代金2兆3,477億円。
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