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マーケット情報

2021-06-29

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29日、日経平均は先物主導で売られたあと、安値もち合いを続け下げ渋って終了

29日、休み明けのNY市場はナスダック総合指数とS&P500が揃って過去最高値を更新していたものの、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、先物主導で一気に下げ幅を広げると、取引開始6分ほどで28,735円をつけ312円安となった。その後は買い戻されて下げ渋ると、午後に入ってからも上値が重く安値圏でのもち合いが続き、そのまま今日の安値圏で終えた。日経平均は続落、TOPIXは3営業日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、海運、精密機器、電気機器の3業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、ガラス・土石、ゴム、非鉄金属、空運、その他金融、石油・石炭、銀行など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本電解(マザーズ)が+12.25%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、富士通、ダイキン工業、ソニーGなどが高かった反面、日本製鉄、日本たばこ産業、オリックス、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は28,812円61銭、-235円41銭、TOPIXの終値は1,949.48ポイント、-16.19ポイント。売買高は概算で10億34百万株、売買代金2兆3,398億円。
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