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2021-06-25

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25日、米国株高を好感し大幅高となるも、伸び悩んで終了

25日、バイデン米大統領が上院の超党派グループとインフラ投資で合意したと発表したことを受け、NYダウなど主要3指数が大幅高で終えていたことが好感された。日経平均は買い先行となって29,100円台に乗せて始まると、29,174円をつけるなど一時298円高となる場面があったが、直ぐに伸び悩んで上げ幅を縮める展開となった。また、10時半ごろには29,000円を割り込んで28,992円をつけ117円高まで上げ幅を縮めたが、売りが一巡すると切り返した。一方午後に入ると29,000円をサポートに狭いレンジでの値動きとなり、29,000円台を回復したものの、結局伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、化学、機械、石油・石炭など30業種が値上がり。一方値下がりは、海運、精密機器、倉庫・運輸の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリ(マザーズ)、パナソニック、日本製鉄、資生堂などが高かった反面、エーザイ、日経ダブルインバース、東芝、任天堂などが安かった。日経平均株価の終値は29,066円18銭、+190円95銭、TOPIXの終値は1,962.65ポイント、+15.55ポイント。売買高は概算で9億04百万株、売買代金2兆1,422億円。
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