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マーケット情報

2021-06-24

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24日、まちまち、方向感のない値動きで午後に膠着感が強まる

24日、米国市場でNYダウなど主要3指数がまちまちで終えていたことから、取引開始時は前日の下落の流れが継続するかたちとなり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は63円安で始まり、その後下げ幅を広げて28,758円をつけるなど一時116円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、切り返して小幅なプラスに浮上して午前の取引を終えた。一方午後に入り、上値の重たさを嫌気した売り物に押されて再びマイナスに沈むと、薄商いのなか方向が定まらず、結局わずかなプラスで終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、情報・通信、精密機器など15業種が値上がり。一方値下がりは、空運、陸運、不動産、その他金融、倉庫・運輸、ゴム、電気機器など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+2.26%となったほか、メルカリ(マザーズ)が+8.48%と上昇が目立ち、SUMCO、エムスリーなども高かった。一方値下がりは、タムラ製作所が-11.03%、Enjin(マザーズ)が-7.13%と下落が目立ったほか、マネックスG、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は28,875円23銭、+0円34銭、TOPIXの終値は1,948.50ポイント、-2.04ポイント。売買高は概算で8億42百万株、売買代金1兆9,475億円。
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