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マーケット情報

2021-06-23

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23日、小反落、日経平均は一時29,000円台を回復するも押し返され終了

23日、前日の大幅高の反動で、TOPIXは小幅安、日経平均はほぼ横ばいで取引が始まった。米国市場が続伸して終えていたことから直ぐに買いが優勢になると、両指数ともにプラスに浮上したもののTOPIXは買いが一巡するとマイナスに沈んで推移した。一方日経平均は29,007円をつけ123円高となる場面があったが、こちらも買いが一巡すると上値が重たくなって上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってから日中の手掛かり材料が乏しく様子見ムードが広がると、取引終了間際の売り物を吸収できず両指数ともに小幅に反落して終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、倉庫・運輸、石炭・石油、精密機器、ゴムの5業種が値上がり。一方値下がりは、証券、商品、鉄鋼、不動産、医薬品、その他製品、電気・ガスなど28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-0.18%となったほか、エーザイ、タムラ製作所の下落が目立ち、村田製作所、リクルートHDなども安かった。一方値上がりは、ニトリHDの上昇が目立ち、エムスリー、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクスなどとなっている。日経平均株価の終値は28,874円89銭、-9円24銭、TOPIXの終値は1,949.14ポイント、-10.39ポイント。売買高は概算で9億44百万株、売買代金2兆2,856億円。
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