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2021-06-21

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21日、米株安を嫌気、日経平均は一時1,168円円安となるも下げ幅を縮めて終了

21日、先週末の米国市場でNYダウなど主要3指数が1%を超す下落率となり、東京市場にも売りが波及した。日経平均は売り気配で始まる銘柄が多くなるなか、取引開始後に下げ幅を広げる展開となった。また下落幅が大きくなると、日銀のETF買いへの期待で買い戻しが入り下げ渋る場面があったが、昼休み中に先物が下げ幅を広げると、午後の取引開始早々に27,795円をつけ1,168円安となる場面があった。その後は買い戻しなどで下げ渋る展開となり、28,000円台まで下げ幅を縮めて取引を終えた。そうしたなか業種別では空運のみが上昇。値下がりは、ゴム、化学、保険、倉庫・運輸、卸売、その他金融など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETF、楽天225ダブルブル、日経平均ブルなどETFが6%超の下落率となったほか、個別銘柄では、信越化学、ファナック、アドバンテスト、ファーストリテイリング、日立などが安かった。一方値上がりは、タムラ製作所が+11.96%と上昇が目立ち、エーザイ、ソニーGが小幅高だったほか、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍などのETFも高かった。日経平均株価の終値は28,010円93銭、-953円15銭、TOPIXの終値は1,899.45ポイント、-47.11ポイント。売買高は概算で13億01百万株、売買代金2兆9,466億円。
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