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2021-06-16

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16日、米株安を嫌気した売りで日経平均は反落、TOPIXは3日続伸で終了

16日、FOMCの結果発表を翌日に控え、NYダウなど米主要3指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は100円超下落して始まったあと、買い戻しが入ってすぐに下げ幅を縮めたが、買い戻しが一巡すると売り直される展開となった。また午後に入ると、他のアジア市場がマイナス圏で下げ幅を広げていたことから東京市場も売り圧力が強まり、日経平均は29,263円をつけるなど一時177円安となる場面があった。取引終了にかけて下げ渋ったものの3営業日ぶりの反落となった。一方TOPIXは取引終了間際に買われ3日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、海運、ゴム、機械、石油・石炭、卸売、紙・パルプ、その他金融など20業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、空運、陸運、サービス、水産・農林など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-2.8%となったほか、ソニーG、ファーストリテイリング、エムスリーなどが安かった。一方値上がりは、サイバーエージェント、日本郵船、ZHD、日立などとなっている。日経平均株価の終値は29,291円01銭、-150円29銭、TOPIXの終値は1,975.86ポイント、+0.38ポイント。売買高は概算で10億28百万株、売買代金2兆4,262億円。
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