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2021-06-15

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15日、続伸、ナスダックやS&P500の高値更新を好感、午後に上げ幅を拡大する場面も

15日、FOMCの開催を控え動きづらい展開が続くなか、米国市場でナスダック総合とS&P500が過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は上昇して始まったあと、直ぐに上げ幅を広げる展開となり29,450円をつけたが、休場明けの香港や上海など他のアジア市場が下落していたことから積極的な買いが入らず上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、先物主導で上げ幅を広げる展開になると、取引終了にかけてじわじわと株価水準を切り上げ、29,480円をつけるなど一時319円高となったものの、取引終了間際にまとまった売り物がでてわずかに上げ幅を縮めると同時に商いが増加して取引を終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、金属製品、精密機器、食料品、輸送用機器、電気機器など27業種が値上がり。一方値下がりは空運、証券、商品、鉄鋼など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井ハイテックとエーザイがそれぞれ+7.97%、6.59%と上昇が目立ち、日本電気、レーザーテックなども高かった反面、プレミアアンチエイジング(マザーズ)が-14.21%と下落が目立ち、日本航空、ANAHD、日経平均ベア2倍などが安かった。日経平均株価の終値は29,441円30銭、+279円50銭、TOPIXの終値は1,975.48ポイント、+15.73ポイント。売買高は概算で9億72百万株、売買代金2兆3,725億円。
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