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マーケット情報

2021-06-14

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14日、薄商いのなか先物主導で株価を押し上げ、SQ値と29,000円台を回復

14日、先物の買いが優勢となって取引が始まった。日経平均は取引開始早々に29,208円をつけるなど一時259円高となる場面があったが、買いが続かず伸び悩んで午前の取引を終えた。一方午後に入ると、中国、香港、台湾など他のアジア市場が休場で日中の手掛かり材料が乏しいなか、再び先物主導でじわじわと株価水準を切り上げ、SQ値を上回って今日の高値圏で終えた。日経平均は29,000円台を回復したものの売買代金は2兆円を下回った。業種別では、海運、ゴム、金属、電気機器、証券、商品、その他金融など20業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、建設、銀行、鉄鋼、不動産など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-3.08%となったほか、伊藤忠、日経平均ベア2倍、武田薬品工業などが安かった。一方値上がりは、神戸物産が+12.13%と上昇が目立ち、エムスリー、ワンダープラネット(マザーズ)、ファナックなどとなっている。日経平均株価の終値は29,161円80銭、+213円07銭、TOPIXの終値は1,959.75ポイント、+5.73ポイント。売買高は概算で8億54百万株、売買代金1兆9,646億円。
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