マーケットコメント


マーケット情報

2021-06-11

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11日、両指数ともに方向感のない値動きとなり、日経平均はSQ値を下回って終了

11日、SQ値算出日となるなか、取引開始時は買い物が集まり日経平均は29,000円台を回復して始まったが、29,000円を下回ると売りが優勢となってマイナスに沈んで下げ幅を広げ、28,839円をつけるなど一時119円安となる場面があった。その後は午前の高値を上回ったり、マイナスに沈んだりと方向が定まらないまま午前の取引を終えたあと、午後は膠着状態となりSQ値を下回って小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、医薬品、電気・ガス、情報・通信、石油・石炭など11業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、不動産、その他金融、機械、非鉄金属、陸運など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイが+7.00%と上昇が目立ったほか、エムスリー、第一三共、キーエンスなどが高かった反面、クボタ、ワンダープラネット(マザーズ)の下落が目立ち、リクルートHD、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,948円73銭、-9円83銭、TOPIXの終値は1,954.02ポイント、-2.71ポイント。売買高は概算で12億21百万株、売買代金2兆9,082億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)