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2021-06-10

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10日、まちまち、イベントを控え午後に膠着感が強まり伸び悩んで終了

10日、今日の東京市場は日経平均が反発、TOPIXが小幅な続落と、まちまちとなった。NY市場でダウなど主要3指数が揃って下落していたことから、前日の下落の流れが継続する格好となり、東京市場は続落で取引が始まった。日経平均は61円安で始まったが売り込む動きは見られず、しばらくもみ合ったあとプラスに浮上して上げ幅を広げる展開となり、一時29,000円台を回復して146円高となる場面があった。一方午後に入ると、明日の先物オプションのSQ値の算出を控え、幅広い銘柄にポジション調整と見られる売りが出てTOPIXがマイナスに沈むと、日経平均も上値が重たくなり、値動きが乏しくなるなか伸び悩んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、紙・パルプ、精密機器、鉄鋼、ガラス・土石、医薬品など13業種が高かった反面、水産・農林、銀行、建設、石油・石炭、空運、非鉄金属など20業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイがトップで-7.02%となったほか、ルネサスエレクトロニクス、オリエンタルランド、みずほFGなどが安かった反面、日本郵船、塩野義製薬、レーザーテック、テルモなどが高かった。日経平均株価の終値は28,958円56銭、+97円76銭、TOPIXの終値は1,956.73ポイント、-0.41ポイント。売買高は概算で10億94百万株、売買代金2兆3,029億円。
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