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マーケット情報

2021-06-09

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9日、バリューやハイテク株の下落で日経平均は続落、TOPIXは7営業日ぶりの反落

9日、米国市場がまちまちで終えるなか、東京市場はバリュー株の反落や値がさハイテク株の下落などが足を引っ張り、売り先行で始まった。日経平均は取引開始後に強弱が対立して28,932円をつけたあと28,801円をつけるなど、取引開始10分ほどで高値と安値を形成すると、その後はこの値幅の範囲内での小動きとなった。また、TOPIXは一時プラスに浮上するなど、買い優勢となる場面があったが、海運株や銀行などのバリュー株に加え、値がさハイテク株が売られたことが指数を押し下げ、日経平均は続落、TOPIXは7営業日ぶりの反落で終えた。そうしたなか業種別では、空運、不動産、鉱業、医薬品、陸運など14業種が値上がり。一方値下がりは、海運、紙・パルプ、証券、商品、機械、保険、銀行など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シンバイオ製薬(ジャスダック)、レーザーテック、日本郵船、東京エレクトロン、ダイキン工業などが安かった反面、値上がりは、ANAHD、日本航空、三井不動産、JR東海などとなっている。日経平均株価の終値は28,860円80銭、-102円76銭、TOPIXの終値は1,957.14ポイント、-5.51ポイント。売買高は概算で9億94百万株、売買代金2兆3,029億円。
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