マーケットコメント


マーケット情報

2021-06-03

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3日、まちまちで始まり、一時上げ幅を広げるも伸び悩んで終了

3日、取引開始時は日経平均が小幅安、TOPIXが上昇して始まるなどまちまちとなったが、先物にまとまった買いが入ると、現物市場も買いが優勢となって上げ幅を広げる展開となり、日経平均は29,157円をつけるなど一時211円高となる場面があった。ただ、日本時間の翌日の夜に米5月雇用統計の発表を控えていることや、時間外のNYダウ先物などが小動きとなっていたことなどから様子見ムードが広がると積極的な買いが入らず、徐々に上値が重たくなって上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、食料品、水産・農林、ゴム、陸運、医薬品、紙・パルプなど27業種が値上がり。値下がりは、海運、非鉄金属、証券、商品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテックの上昇が目立ち、アドバンテスト、JR東日本などが高かった反面、ファーストリテイリングの下落が目立ち、シンバイオ製薬(ジャスダック)、QDレーザ、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は29,058円11銭、+111円97銭、TOPIXの終値は1,958.70ポイント、+16.37ポイント。売買高は概算で10億91百万株、売買代金2兆6,131億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)