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マーケット情報

2021-06-02

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2日、日経平均は3日ぶりの反発、TOPIXは続伸となり商いも膨らで終了

2日、休み明けの米国市場が小動きまちまちとなるなか、たまっていたとみられる海外からの注文が集まり、取引開始時に強弱が対立すると同時に商いも膨らんだ。日経平均は小幅安で始まったあと先物の売りが膨らむと、28,565円をつけるなど一時248円安となる場面があったが10分ほどで持ち直し、しばらくしてプラスに浮上した。その後も買いが優勢となってじわじわと指数が切り上がり、午後の取引開始時には29,003円をつけたものの戻り待ちの売り物に押され、3日ぶりの反発とはなったものの結局29,000円台を回復できずに終えた。一方TOPIXは幅広い銘柄が買われたことから上昇率も日経平均の倍近くまで広がり、続伸で取引を終えている。そうしたなか業種別では、陸運、不動産、鉱業、空運、海運、繊維など28業種が値上がり。一方値下がりは、精密機器、紙・パルプ、情報・通信など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JR西日本、JR東日本、JR東海などの上昇が目立ち、ホンダ、日本航空なども高かった。一方値下がりは、ニトリHD、シンバイオ製薬(ジャスダック)、HOYAなどとなっている。日経平均株価の終値は28,946円14銭、+131円80銭、TOPIXの終値は1,942.33ポイント、+16.15ポイント。売買高は概算で12億48百万株、売買代金2兆7,747億円。
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