マーケットコメント


マーケット情報

2021-06-01

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

1日、まちまち。日経平均は上値の重たさで続落、TOPIXは反発して終了

1日、NY市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、東京市場は反発して始まった。日経平均は取引開始直後に29,000円台を回復するなど強含んだが、高かったのは取引開始時のみで、その後は売り物に押される展開となった。また上値の重たさから10時過ぎに先物にまとまった売り物が出ると一気に下げ幅を広げ、28,611円をつけるなど一時248円安となる場面があった。一方、午後に入ると値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回るなど市場全体に買い戻しが入り、薄商いのなか下げ幅を縮め日経平均は小幅続落で終えた反面、TOPIXは小幅に反発して終えている。そうしたなか業種別では、鉱業、海運、輸送用機器、繊維、金属製品、水産・農林、石油・石炭など21業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、医薬品、情報・通信、サービスなど12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シンバイオ製薬(ジャスダック)が+7.58%と上昇が目立ち、トヨタ自動車、ルネサスエレクトロニクス、SUMCOなどが高かった反面、プレミアアンチエイジング(マザーズ)が-9.70%と下落が目立ち、ファーマフーズ、JFEHD、日本製鐵なども安かった。日経平均株価の終値は28,814円34銭、-45円74銭、TOPIXの終値は1,926.18ポイント、+3.20ポイント。売買高は概算で9億07百万株、売買代金2兆0429億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)