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マーケット情報

2021-05-31

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31日、大幅反落、月末下落のアノマリーが継続、日経平均は29,000円割れで終了

31日、5月の取引最終日となるなか、月末下落のアノマリーが継続する格好となった。東京市場は売り先行で始まり、日経平均は一瞬プラスに浮上する場面があったが、買いが続かずマイナス圏でのもち合いとなった。その後徐々に上値が重たくなると、29,000円を割り込んで午前の取引を終えた。また、今晩のNY市場が休場となることから手掛かり材料が乏しく、売り物に押されて午前の安値を下回って取引が始まると、28,791円をつけるなど一時357円安となり、そのまま戻せずに今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運のみが値上がり。値下がりは、不動産、銀行、機械、鉄鋼、ガラス・土石、繊維など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ルネサスエレクトロニクス、マネックスG、ホンダ、日経レバレッジETFなどが安かった反面、QDレーザ(マザーズ)が+8.87%と上昇が目立ち、レーザーテック、ファーマフーズなどが高かった。日経平均株価の終値は28,860円08銭、-289円33銭、TOPIXの終値は1,922.98ポイント、-24.46ポイント。売買高は概算で10億20百万株、売買代金2兆2,415億円。
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