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マーケット情報

2021-05-28

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28日、大幅反発、需給の改善と米景気回復期待で商いも膨らみ29,000円台を回復

28日、米週間新規失業保険申請件数が予想を下回り、雇用情勢と米国景気のさらなる改善への期待が膨らんだことを受け、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は28,900円台に乗せて始まったあと、じわじわと上げ幅を広げ29,000円台を回復した。また、前日の大引けでMSCIのリバランスが終了し売り圧力が弱まったこともあって、午後に入るとさらに上げ幅を広げ645円高となるなか、高値でのもみ合いを続けて終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。なかでも上昇率が高かったのは、非鉄金属、鉄鋼、機械、海運、繊維、陸運などだった反面、上昇率が低かったのは、医薬品、紙・パルプ、食料品、証券、商品、空運などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+4.32%となったほか、信越化学、三菱商事、オリエンタルランド、ホンダなどが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、サイバーエージェント、ウェルスナビ(マザーズ)、花王など6銘柄のみだった。日経平均株価の終値は29,149円41銭、+600円40銭、TOPIXの終値は1,947.44ポイント、+36.42ポイント。売買高は概算で13億56百万株、売買代金3兆1,088億円。
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