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マーケット情報

2021-05-27

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27日、6日ぶりの反落、利益確定やMSCIのリバランスの売り圧力に押される

27日、今日の東京市場は6営業日ぶりの反落となった。前日まで5日続伸となっていたことや、今日の取引終了時にMSCIが算出する指数の定期入れ替えで29銘柄が除外されるなどリバランスが発生することから利益確定売りが優勢となって取引が始まった。日経平均は100円程値下がりして始まり、そのまま下げ幅を拡大すると、28,360円をつけるなど281円安となる場面があった。一方午後に入ると、買い戻しが優勢となって下げ幅を縮めたものの買いが続かず売り物に押されると、軟調な値動きのまま終える結果となった。そうしたなか業種別では、空運、輸送用機器、医薬品、食料品の4業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、海運、鉱業、倉庫・運輸、その他金融、水産・農林、化学など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-2.2%となったほか、富士通、村田製作所、HOYAなどが安かった反面、名古屋鉄道、アステラス製薬、ZHDなどが高かった。日経平均株価の終値は28,549円01銭、-93円18銭、TOPIXの終値は1,911.02ポイント、-9.65ポイント。売買高は概算で24億04百万株、売買代金5兆5,995億円。
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