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マーケット情報

2021-05-26

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26日、売り先行で始まるも先物主導で切り返し、5日続伸で終了

26日、NY市場でダウなど主要3指数が揃って反落して終えていたことが利益確定売りにつながり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は157円安となり28,400円を割り込んだが、取引開始時が安値になると、そのまま急速に切り返してプラスに浮上した。また、先物が買われたことから指数も連動して上げ幅を広げ、28,710円をつけるなど156円高となる場面があった。その後上げ幅を縮小するなど方向が定まらなかったが、他のアジア市場が上昇していたことや国内のワクチン接種が進んでいることなどが下支えとなり、両指数ともに5日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、空運、陸運、サービス、化学、電気機器など11業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、紙・パルプ、電気・ガス、銀行、石油・石炭、海運、その他金融など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シンバイオ製薬(マザーズ)、日本航空、パナソニック、ウェルスナビ(マザーズ)などが高かった反面、日本製鉄、三菱UFJFG、ソフトバンクG、ホンダなどが安かった。日経平均株価の終値は28,642円19銭、+88円21銭、TOPIXの終値は1,920.67ポイント、+1.15ポイント。売買高は概算で10億96百万株、売買代金2兆4,138億円。
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