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マーケット情報

2021-05-20

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20日、反発、続落で始まるも買い戻しが優勢となって小幅高で終了

20日、NYダウなど海外市場が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は続落で始まり、日経平均は取引開始後すぐに27,821円をつけるなど、一時222円安となる場面があった。ただ、売り込む動きは見られず、買い戻されてプラスに浮上したあとは方向感のない値動きとなり、前日の終値近辺で午前の取引を終えた。一方午後に入ると、決算発表を受け売られていた日経平均への寄与度の高い半導体関連株が買われて指数を押し上げ、132円高となったものの、材料不足で買いが続かず、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、繊維、その他金融、金属製品、ゴム、電気機器など15業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、鉱業、空運、非鉄金属、保険、石油・石炭、電気・ガスなど18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジーエヌアイGが-14.46%と下落が目立ったほか、東京海上HD、住友金属鉱山、日本製鉄、ANAHDなどが安かった反面、アドバンテスト、富士通、東京エレクトロン、日本電産などが高かった。日経平均株価の終値は28,098円25銭、+53円80銭、TOPIXの終値は1,895.92ポイント、+0.68ポイント。売買高は概算で9億94百万株、売買代金2兆1,734億円。
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