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2021-05-19

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19日、大幅反落、米国株の下落や他のアジア市場が軟調で売りに押される

19日、前日の大幅高の反動に加え、NYダウなど主要3指数が続落で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。また取引開始後に売り圧力が強まり、日経平均は27,842円をつけるなど一時533円安となる場面があった。一方、売りが一巡すると買い戻され190円安まで下げ幅を縮めたが、時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたことや、他のアジア市場がマイナス圏で弱含んでいたことから積極的な買いが入らず、午後に入って再び下げ幅を広げるなど方向感のない値動きで終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、空運、ゴム、その他製品など8業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、機械、ガラス・土石、鉱業、石油・石炭、繊維など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ダイキン工業、マネックスG、ファーストリテイリングなどが安かった反面、HOYA、日経ダブルインバース、日経平均ベア、楽天225ダブルベアなどが高かった。日経平均株価の終値は28,044円45銭、-362円39銭、TOPIXの終値は1,895.24ポイント、-12.50ポイント。売買高は概算で11億64百万株、売買代金2兆5,099億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)