itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

17日、前週末の米国株の上昇を好感し、東京市場は続伸して始まった。日経平均は下向きの5日移動平均線上を回復して始まったが、その後売り物に押される展開となった。また、マイナスに沈むと5日移動平均線を下回り、その後は5日移動平均線が上値の抵抗になると、午前の取引終了にかけて下げ幅を広げた。さらに午後の取引開始時にあっさりと午前の安値を下回って始まり、前日の安値と前週末のSQ値を割り込む場面があったが、取引終了にかけて買い戻され、下ヒゲ陰線を形成して終えた。またボリンジャーバンドの－2σも下回って終えている。一方、TOPIXは5日移動平均線とボリンジャーバンドの下向きの－1σを上回って始まったものの、こちらも値を保つことができず売り物に押し返されると、マイナスに沈んで5日移動平均線も下回ったまま終えている。ただ、TOPIXと日経500は前営業日の安値に加え、下向きの－2σを割り込んでおらず、明日以降、続落となった場合でも下支えになるのかが注目される。
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