itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

14日、NY市場でダウなど主要3指数が反発して終えていたことや、前日までの大幅安の反動もあって東京市場は反発して始まった。日経平均は取引開始後すぐに前日の高値に迫ったが、上回ることができずに午前の取引を終えた。一方、昼休み中に先物が上げ幅を広げていたことから、午後の取引開始時から前日の高値を上回ると、前日の高値が下値のサポートになり、そのまま上げ幅を広げボリンジャーバンドの－2σを上回って大陽線を形成して終えたが、前日の下落幅を埋めることができなかった。一方、TOPIXと日経500は取引開始後まもなく前日の高値を上回ると、日経500は押し返されたもののTOPIXが前日の高値圏で推移してその後TOPIXと日経500を引っ張る格好となった。TOPIXが上げ幅を広げて下向きの－1σに接近すると、日経500も上げ幅を広げ前日の下げ幅分を埋めて終えた。休み明けの東京市場で、反発が継続して－2σ上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）