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マーケット情報

2021-05-10

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10日、3日続伸、先物主導で上げ幅を広げるも材料不足で買いが続かず伸び悩む

10日、取引開始時は前営業日の終値近辺で始まったあと、先物主導で買われて上げ幅を広げると、日経平均は29,685円をつけるなど一時327円高となる場面があったが、買いが一巡すると徐々に伸び悩んだ。また昼休み中に他のアジア市場が軟調だったことも利益確定売りにつながり、上げ幅を縮めて午後の取引が始まると、日経平均は29,500円台をかろうじて維持して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、石油・石炭、非鉄金属、その他製品、紙・パルプなど27業種が値上がり。一方値下がりは、海運、小売、金属製品、空運など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングがトップで-4.83%となったほか、日本郵船、SUMCO、商船三井などが安かった反面、ブロードマインド(マザーズ)が+11.35%と上昇が目立ち、JFEHD、マネックスG、日本製鐵などが高かった。日経平均株価の終値は29,518円34銭、+160円52銭、TOPIXの終値は1,952.27ポイント、+19.22ポイント。売買高は概算で11億26百万株、売買代金2兆4,641億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)