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マーケット情報

2021-05-07

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7日、利益確定売りが優勢となるなか、バリュー株物色が継続し小幅続伸で終了

7日、NY市場でダウなど主要3指数が揃って上昇して終えていたものの、前日の大幅高や今晩の米雇用統計の発表を控え積極的な買いが入らなかった。日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高とまちまちで始まり、その後は両指数ともに買い優勢となるなか、日経平均は29,449円をつけるなど一時118円高となる場面があった。一方午後に入ると、積極的な買いが続かず両指数ともに上値が重たくなり、日経平均はもみ合いが続いたあと小幅高で終えたが、TOPIXは前日からのバリュー株物色の流れが続き、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、保険、鉱業、非鉄金属、倉庫・運輸など26業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、精密機器、証券、商品、陸運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本製鉄、商船三井、日本郵船、日本たばこ産業、東京エレクトロンなどが高かった反面、AIINSIDEが-30.99%と下落が目立ち、マネックスG、三菱商事、エムスリー、野村HDなどが安かった。日経平均株価の終値は29,357円82銭、+26円45銭、TOPIXの終値は1,933.05ポイント、+5.65ポイント。売買高は概算で11億74百万株、売買代金2兆5,446億円。
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