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マーケット情報

2021-05-06

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6日、NYダウの最高値更新が好感され、東京市場は大幅反発と大商いで終了

6日、NY市場で割安とされるバリュー株が買われ、ダウ平均が過去最高値を更新して終えていた流れが東京市場にも引き継がれる格好となり、買い先行で取引が始まった。日経平均は29,000円台に乗せて始まると、そのまま先物主導で上げ幅を広げ、29,430円をつけるなど一時617円高となる場面があった。一方午後に入ると、他のアジア市場がまちまちで推移していたことや、大型連休中に溜まっていた買い注文が一巡したことなどから利益確定に押される展開となり、商いが膨らんで売買代金が3兆円を上回るなか、わずかに伸び悩んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉄鋼、紙・パルプ、海運、鉱業、非鉄金属、石油・石炭など32業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、HOYA、三井物産、リクルートHD、マネックスGなどが高かった反面、SUMCO、日経ダブルインバース、サイバーエージェント、任天堂、ソニーGなどが安かった。日経平均株価の終値は29,331円37銭、+518円74銭、TOPIXの終値は1,927.40ポイント、+29.16ポイント。売買高は概算で15億26百万株、売買代金3兆3,807億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)