itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

20日、米主要3指数の下落や国内の新型コロナウイルスの感染者数の増加から、緊急事態宣言の要請が大阪府から東京都にも広がっていることが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに大幅安となり、日経平均は窓をあけて5日と25日移動平均線を下回って始まると、そのまま下げ幅を広げ上向きの75日移動平均線を下回る場面があった。その後いったん買い戻されたが、戻りが鈍かったことから日銀によるETF買いへの期待が後退し、午後に入って売り直され、下げ渋ったものの75日移動平均線を下回って終えた。また、今日の下落で日経平均のパラボリックが陰転して終えている。一方TOPIXも大幅安となり3月24日の終値を下回ったことに加え、日経500は75日移動平均線も下回って終えている。TOPIXを除く、日経平均と日経500が75日移動平均線を下回って終えており、明日以降、反発して移動平均線上を回復するかが注目される。
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