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マーケット情報

2021-04-15

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15日、薄商いのなか、方向感のない値動きとなり小反発で終了

15日、国内企業の業績発表が始まり、積極的な売買が手控えられるなか、東京市場は小幅安で取引が始まった。その後買いが優勢となって上げ幅を広げると、日経平均は29,787円をつけるなど一時166円高となる場面があったが、買い一巡後に上昇が一服すると伸び悩み、午後に入ってからは、マイナスに沈んで午前の安値に接近するなど弱含んだ。また、香港や上海など他のアジア市場がマイナスで推移していたことが上値を押さえる要因となるなか、買い戻しでプラスに浮上したものの戻しきれず、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、石油・石炭など29業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、精密機器、電気機器、機械の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、イメージワン(ジャスダック)が値幅制限いっぱいまで買われて+16.7%と上昇が目立ったほか、紀文食品、ベイカレント・コンサルティングの上昇が目立ち、セブン&アイHD、オキサイド(マザーズ)なども高かった。一方値下がりは、マネックスG、良品計画、アドバンテスト、西日本旅客鉄道などとなっている。日経平均株価の終値は29,642円69銭、+21円70銭、TOPIXの終値は1,959.13ポイント、+6.95ポイント。売買高は概算で9億41百万株、売買代金2兆0,200億円。
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