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2021-04-14

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14日、反落、個別株物色が続くなか、ワクチンの普及期待が後退し売られる

14日、米国でJ&Jが開発したワクチンの使用を中断するようCDCとFDAが勧告したと伝わり、NYダウが小幅に下落していた流れが東京市場にも伝わる格好となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まると、そのまま下げ幅を広げ29,567円をつけるなど一時184円安となる場面があった。ただ、売り込む動きは見られず、その後は狭い値幅でのもち合いとなった。また、午後に入ってからも手掛かり材料不足で方向がつかめず、薄商いのなか、日経平均は130円安で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、精密機器、ゴム、陸運、電気機器の5業種が値上がり。一方値下がりは、海運、繊維、非鉄金属、電気・ガスなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝がトップで+5.77%となったほか、イメージワン(ジャスダック)が+20.13%と上昇が目立ち、オキサイド(マザーズ)、BASE(同)も高かった。一方値下がりは、グレイステクノロジーが-10.38%と下落が目立ち、日立、ソフトバンクG、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は29,620円99銭、-130円62銭、TOPIXの終値は1,952.18ポイント、-6.37ポイント。売買高は概算で10億36百万株、売買代金2兆2,534億円。
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