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マーケット情報

2021-04-13

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13日、反発、取引開始後に上げ幅を拡大するも値を保てず、午後に伸び悩んで終了

13日、小幅高で始まったあと買い上がる材料は見られなかったものの、先物主導で上げ幅を広げる展開となり、日経平均は29,800円に乗せて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも取引開始時に29,897円をつけるなど一時358円高となる場面があったが、29,900円に接近して超えられなかったことから売り物に押される展開となった。また他のアジア市場がまちまちだったことに加え、時間外のNYダウ先物がマイナスに沈んでいたことも上値をおさえる格好となり、伸び悩んで取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、証券、商品、ガラス・土石、小売、保険など20業種が値上がり。一方値下がりは、空運、電気・ガス、陸運、鉱業、海運など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザ(マザーズ)、シキノハイテック(ジャスダック)がそれぞれ20%超の上昇率で目立ったほか、ファーストリテイリング、資生堂、日立なども高かった。一方値下がりは、TDK、レーザーテック、SUMCO、村田製作所などとなっている。日経平均株価の終値は29,751円61銭、+212円88銭、TOPIXの終値は1,958.55ポイント、+3.96ポイント。売買高は概算で10億16百万株、売買代金2兆3,028億円。
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