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マーケット情報

2021-04-12

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12日、反落、朝高後売り物に押され、午後に下げ幅を拡大して安値引け

12日、前週末のNY市場で、NYダウとS&P500が過去最高値を更新して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は取引開始時に107円高となる場面があったが、すぐに売り物に押されてマイナスに沈むと、しばらくもみ合いが続いたあと151円安まで下げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、他のアジア市場が軟調だったことに加え、時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたことが嫌気されると、午後の取引が始まってからさらに売り物に押されて下げ幅を広げ、日経平均、TOPIXともに今日の安値で終えた。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、電気・ガス、鉄鋼、不動産、繊維、証券、商品など14業種が値上がり。一方値下がりは、海運、非鉄金属、その他金融、鉱業、石油・石炭など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで、+0.08%となったほか、マネックスG、東芝の上昇が目立ち、セブン&アイHDなどが高かった反面、安川電機、ウェルスナビ(マザーズ)、日本郵船の下落が目立ち、イオン、信越化学なども安かった。日経平均株価の終値は29,538円73銭、-229円33銭、TOPIXの終値は1,954.59ポイント、-4.88ポイント。売買高は概算で9億54百万株、売買代金2兆0635億円。
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