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マーケット情報

2021-04-07

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7日、反発、日経平均は午後に膠着、TOPIXは盛り返して終了

7日、材料不足となるなか、週末のオプションSQを意識してか方向感のない値動きとなった。前日の下落の反動から日経平均、TOPIXともに小幅に反発して始まり、日経平均は取引開始後に買い優勢になると29,857円をつけるなど、一時171円高となる場面があったが、買いが一巡すると急速に上げ幅を縮めてマイナスに沈み、今度は29,523円をつけ173円安となったあと小幅安で午前の取引を終えた。一方午後に入ると、小幅なプラスに浮上して始まったあと膠着感の強い値動きとなり、結局34円高で終えた。一方TOPIXも午前に一時マイナスに沈む場面があったが、プラスで午前の取引を終えると、午後にはさらに買いが優勢となってもち直し、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、金属製品、非鉄金属、鉱業など29業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、陸運、証券、商品、保険の4業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックの上昇が目立ち、日本電気、TDK、日本郵船、アドバンテストなどが高かった反面、エムスリー、ファーストリテイリング、武田薬品、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は29,730円79銭、+34円16銭、TOPIXの終値は1,967.43ポイント、+13.09ポイント。売買高は概算で10億83百万株、売買代金2兆5,516億円。
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