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2021-03-24

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24日、大幅安、欧州の感染拡大が嫌気された米国株安やアジア株安も重石

24日、欧州で新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大していることが嫌気され、NYダウなど主要3指数が下落していたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は窓をあけて下落して始まり、しばらくもち合いを続けていたが、上値の重たさが嫌気されると売りが優勢となり下げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからは上海、香港、台湾などの指数が取引開始時から下げ幅を広げていたことを受け、日経平均も徐々に下げ幅を広げる展開となって28,379円をつけるなど616円安となるなか、買い戻しが入らず今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。下落率が大きかったのは電気機器、精密機器、ガラス・土石、食料品、その他製品などの下落率が小さかった反面、空運、鉱業、海運、鉄鋼、銀行、陸運などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本航空、ANA、マネックスG、日本郵船、三菱UFJFGなどが安かった反面、レーザーテック、東京エレクトロン、いすゞ自動車などが高かった。日経平均株価の終値は28,405円52銭、-590円40銭、TOPIXの終値は1,928.58ポイント、-42.90ポイント。売買高は概算で15億91百万株、売買代金3兆2,154億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)